経営に関する用語@

サプライチェーン・マネジメントとは何か

米国の流通業界で始まった経営手法 SCM

SCMは一言で表現すれば、物流全体に広がった「カンバン方式」といえるでしょう。元祖カンバン方式はトヨタ自動車が開発したものです。車を作るのに必要な不品の数量や納入時期を「カンバン」と呼ばれる発注書に細かくかきいれ、この「カンバン」とを系列の部品メーカーなどに回覧させることでトヨタ自動車工場内の在庫を徹底的に減らしました。米国の大手流通業者のウォルマートなどが流通効率化のためにこの仕組みを取り入れ、その後、日本が流通版カンバン方式を逆輸入した

とも言えます。これまでは、製品に関わる、部材メーカーから小売店まで、各自がそれぞれの思惑で生地や最終製品を作っていたため、記事や最終製品の在庫が大きく膨らみ、損失につながるということがよく起きていました。しかし、SCMを使うと、正確な消費動向に関するデータをもとに記事や最終製品を作るので、中間段階で無駄な在庫の発生をおさえることができるようになるのです。 また、資金の調達にも非常に優れているのです。 お金を借りる

どこまで情報を共有できるかがカギ

ある大手スポーツ用品メーカーでは、小売店からの売り上げ情報などをもとに今後、どの程度の販売が期待できるかどうかを科学的に分析しました。この売上げ予測を自社工場や生産を委託している工場に即座に伝えることで、製品になる前の中間的な在庫を含めて在庫の大幅な削減に成功しました。このケースでは大手スポーツメーカーが生産ラインの中で主導的な立場であるため、情報の提供や交換が比較的うまくいきました。同じような規模で業種が異なる場合は簡単ではないでしょう。

円滑な情報提供がカギであるのは間違いありません。

■ 更新情報

2014/08/05  IT業界のSOHO化についてアップしました。